横浜自然観察の森は、市内最大の緑地「円海山・大丸山緑地」の南端に位置し、約44.4haの広さがあります。多くの野鳥をはじめとする生きものたちが生息する環境が残された森で、これまでに約3,500種類の動植物が確認されています。
この森は、都市近郊の市民が自然にふれあえるよう、神奈川県と環境庁(当時)の助成により1986年に開園した、横浜市の施設です。ここは身近な自然を保全し、その中で市民が自然と親しみ、自然を知るための活動をおこなうための施設で、環境教育、環境保全ボランティアの育成を推進する拠点となっています。
指定管理者である(公財)日本野鳥の会のレンジャーが常駐しており、環境教育、環境管理、環境調査の企画、運営とボランティア活動のコーディネートをおこなっています。
自然観察センターは、活動や情報提供の拠点です。ここを起点とした4つのネイチャートレイルがあり、観察小屋や野外解説板が設置されています。身近な自然を代表する生きもののにぎわいを楽しむことができます。野外活動向きの服装を整えてお出かけください。
また横浜自然観察の森友の会という自主運営のボランティア組織があり、現在約140人がボランティア活動を通じて、環境保全に貢献しています。
自然観察センター
レンジャーが常駐しています。植物や動物についてわからないことは、こちらでご質問ください。
バードカービングや剥製等の常設展示をはじめ、定期的に開催される企画展示にもご注目ください。
車いす利用者やオストメイトの方が利用できる設備があります。 赤ちゃんのおむつ替え台もあります。
自然観察の森の設置趣旨に沿った活動にともなう利用に対してお貸しします。プロジェクターを備えた研修室があり、二部屋に仕切ることが可能です。ご利用には3週間前までに予約が必要となります。利用の3カ月前より予約を受付します。
施設規模および設備
【前半面】園内の様子
園内にはミズキの道(1時間半)・コナラの道(1時間)・タンポポの道(45分)・ウグイスの道(30分)の、あわせて4つのトレイルがあります。 トレイルには、自然に関する解説板が立っていて、歩きながら、生きものと自然との関わりを観察することができます。野外には2か所にトイレがあります。
ガイドマップはこちら(PDF:約1MB) ※自然観察センターでも配布しています。
【開館】
自然観察センターの開館時間:9:00~16:30【入館料】 無料
【配付資料】
ガイドマップ、自然観察ワークシート、各種行事案内、友の会案内など。【用具の貸し出し】
双眼鏡や図鑑などを貸し出しています。【飲食関係】
園内にはレストランがありません。自然観察センター前に飲料の自動販売機があります。レンジャーによる対応
当日の過ごし方等、団体指導者(リーダー)の方に、事前のご相談に応じます。ご希望等をお伝えください。学校利用の申し込み
学校学習の一環(宿泊体験学習や学校遠足)で園内を利用される際には、まずオンライン説明会へご参加ください。所在地
〒247-0013 神奈川県横浜市栄区上郷町1562-1京浜急行「金沢八景」駅から
神奈川中央交通バス「大船駅」「上郷ネオポリス」行バス乗車、約15分JR「大船」駅 笠間口 東口バスターミナル(駅から徒歩約4分)から
神奈川中央交通バス「金沢八景駅」行バス乗車、約25分お車でお越しの方
上郷・森の家の駐車場が利用できます。(有料、約100台)